グループホームの概要
グループホームの概要が出ました。
費用は、家賃が4万円、食費が2万円、水道光熱費が1万円、維持管理費が5千円、合わせて7万5千円です。
高っ!
まず、障がい者基礎年金2級の人はアウトです。
それなりに工賃が高ければ生活できるかも知れませんが、毎月の年金額が6万7千円程度では話になりません。
A型事業所で働いているなら可能になるでしょうね。
では、息子はどうでしょう?
年金が8万1千円、福祉金を入れても8万3千円。
工賃が皆勤賞と20日間の施設外就労を入れても1万8千円。
合わせると10万1千円ですから、グループホームの費用を差し引くと、2万6千円です。
風邪などをひいて作業所を休んだりしたら皆勤賞はもらえませんから、そうなると生活は厳しくなってしまいます。
おやつを買うにも財布とにらめっこする日々になります。
まさか、土日は部屋でじっとしている訳にもいかないでしょう。
週末に移動支援を使ってお出かけとなると、更に必要経費はかさみます。
そうなると、必然的に工賃をせめて3万円くらいにアップしていかなくてはいけなくなるでしょうね。
基礎年金が2級の人なら更に工賃を上げる必要が出てきます。
さあ、どうしましょう?
低姿勢なヘルパーさん
無事に昨日は帰ってきました。
おばあちゃんヘルパーさんは、とても腰が低くて、丁寧にお喋りになる人でした。
なので、「学校の先生か何かしてらしたんですか?」と聞いたら、「そんなことを言われたのは初めてです。在宅ヘルパーをしていました。」と言われました。
とにかく、「寒かったので、風邪をひかないかしら?」としきりに心配しておられました。
途中で着替えを重ね着させてくれたらしいのですが、持っていた着替えも半袖だったので、ヘルパーさんがしていた日焼け防止用のアームカバーですか?
あれまで貸してくれました。
そういうところがおばあちゃんらしい発想かなと感じました。
その代わり、息子とのコミュニケーションは、初めてとは思えないくらい上々でした。
8番らーめんでお昼を食べた時は指差しして食べたいものを選んだそうです。
また、自販機でも缶コーヒーを買って飲んだそうです。
男のヘルパーさんとは自販機の飲み物さえ拒否して買わなかったそうですから、息子はやっぱり女好きなのかななんて思わされました。
16,981円
今日も息子は移動支援に行っております。
新しい女のヘルパーさんだと聞いていたので、どんな方かと楽しみにしてたら年配のおばあちゃんヘルパーさんだったので、ちょっと引いてしまいました。
いつも息子を可愛がってくれたヘルパーさんも、お孫さんが何人もいる方でしたが、割とアクティブな方でした。
今日のヘルパーさんは落ち着いた方で、真逆なタイプかな?
早くお互い慣れてほしいなあと思います。
ところで、先日思いきって事業所にうちの息子は一体いくらなのか聞いてみました。
移動支援を8時間使って、16,981円だそうです。
生活介護サービスが一日6,100円ですから、移動支援はえらく儲かるように思えますが、利用者一人に対して職員を一人配置しなくてはならず、とても効率の悪い商売ですよね。
人件費や事務所の維持費などを引いたらいくらも残らないでしょう。
とても大変な福祉サービスだということが言えます。
新しい出会い
今月の移動支援は、2人の新しい女のヘルパーさんが付きます。
新人というわけではなく、以前から事業所にはいらっしゃったのですが、今まで息子の担当にはならなかったようです。
また、新しい出会いですね。
楽しいお出かけになりそうです。
お互いに慣れるまで時間が掛かるでしょうけれど、常に色んな人と出会って、たくましい人間になってほしいと思います。
ずっと同じヘルパーさんが付くのは安心は安心ですが、変化に対応し辛い人間になってしまいます。
どんな状況下にあっても、落ち着いてゆったりと過ごせることは、必ず本人の成長に繋がるでしょう。