金澤翔子さん
今日は地元に金澤翔子さんが来るというので、息子と行ってまいりました。
地元の作業所の20周年事業の一環です。
小さな法人が今をときめく金澤翔子さんを呼ぶなんて大したものですね。
翔子さんのパフォーマンスは地元のコミュニティーセンターの座席がフラットなため、後ろの人は全く見えませんでした。
せめてカメラとスクリーンを用意して欲しかったですが、そこまで予算がなかったのでしょうか?
翔子さんを見ていて、私は例えダウン症といえども何かしらDNAは受け継ぐんだなあと感じました。
こんなことを言うと反感を感じるかも知れませんが、翔子さんを見ていると障害を持つ人の誰もが可能性を秘めているとは言いにくいように思います。
彼女の秘めた才能と環境が花開いたのでしょうね。
ただ、お母さんの泰子さんがおっしゃるには、30歳になって1人暮らしを始めてから大きく成長したそうです。
どうせ1ヶ月で帰って来るだろうと思っていたら、あっという間に2年が経ち、お母さんが彼女の部屋を訪れたのはほんの数回なんだそうです。
食事も大晦日に年越しそばを食べただけだと言ってました。
地域のたくさんの方に支えられながら、逞しく生きることで翔子が大きく飛躍したのでしょうね。
そういう点はどの障がい者も見習うべきだと思いました。
やはり自立!
背中を押してやることが肝心でしょうね。
息子は泰子さんの話など一切耳を貸さずに、ずっと後ろのドアの人通りを見ていましたが、最後に翔子さんがマイケルジャクソンの「ビートイット」を踊りだすと、急に前を向いてみんなと一緒に手拍子を始めました。
やはり、類は友を呼ぶと言いますか、同じ障がい者のパフォーマンスは目が行くようです。
実に良い機会でした。
息子と駆け付けて良かったです。