ヘビー利用者
昨日、先輩お母さんが、「私は子供は親が見るものだと言われてきたので何のサービスも使っていない。」みたいなことを言うので笑ってしまいました。
平日の5日間も通所施設に通っているヘビー利用者なのに何のサービスも使っていないだなんて全く驚きです。
恐らく作業所を学校のような感覚で行かせているのでしょう。
その証拠に支援員さんを「先生」と呼ぶ年配の保護者は多いです。
私は移動支援のヘルパーさんを「先生」とは呼びません。
と、同時に通所施設の職員さんも「先生」とは呼ばない。
同じ福祉サービスなのに格差があってはいけないからです。
利用負担が0円なのも福祉サービスを使っている感覚を失ってしまう原因なのでしょう。
お年寄りの介護サービスのように1割負担なら食費も含めて毎月2~3万円の負担になりますから、福祉サービスを使っている実感が湧くのかもしれません。
とにかく、少なくとも平日は何かしら福祉サービスを使っているのだから、自由な発想でもってとらえるべきでしょう。
「この子には私しかいないのだ。」という信念は捨てるべきです。
もう既に平日は我が子を誰かに託しているんですからね。
今日もうちの息子は生活介護事業所に行ってますけど、これはいつも行ってる生活介護事業所が平日しか営業していないからです。
余った生活介護を土曜日に利用しているだけです。
特別に新しい福祉サービスを使っているわけではありません。
それで、「いろんなサービス使って凄いねえ。」というのはおかしいです。
「今の若いお母さんたちは私たちよりいろんなことを知っている。」と先輩お母さんは言いますが、学齢期が毎日放課後等デイサービスを使っても何ら問題はありません。
大人の障がい者が毎日通所施設に通っているんですから、子供たちも毎日通って当然です。
様々な事業所の中から我が子にとってより良い施設を選んで通わせるのは大人も子供も同じですよね。