オデキ
息子の左脇腹にデキモノができまして、元々体じゅうニキビだらけなのでニキビの薬で対応していましたが、もう素人ではどうにもならないくらい大きくなってしまいました。
真っ赤になってポンポンに腫れています。
歩く振動だけでも響いて痛そうです。
なので、昨日はイボ焼きの日ではないのですが、急きょ皮膚科に行ってきました。
診察室に入ると先生がイボ焼きだと思って長い綿棒を片手に身構えているから笑えました。
飲む抗生剤と塗り薬をもらってきました。
やれやれ。
23日は健康パークで久しぶりのプールでしたが、これでは無理ですね。
普通にジムで汗を流す程度の活動に変えましょう。
くちびるに歌を
時々内職をしながらGyaOで映画を観るんです。
新垣結衣の主演映画が12月12日まで無料配信だったので、「面白いかな?」と何気なく観ていました。
ところがそれは、驚くほど素晴らしい映画だったのです。
映画の本筋は、恋人の死に直面し、傷心したまま故郷の中学に臨時として赴任した教師が、触れ合った生徒たちに励まされて少しずつ立ち直っていく物語です。
でも、私が感動したのはその伏線のお話です。
新垣結衣が顧問をしているコーラス部にはある事情を抱えた男子生徒がいました。
彼は学校が終わると自閉症で重度の知的障がい者の兄を迎えに行くという任務があったのです。
コーラス部を続けたい思いと、兄の面倒を見なくてはならない責任感に揺れる男子生徒の葛藤に胸が熱くなります。
彼が書いた「15年後の僕へ」と題した作文は、「違うよ!君は兄貴の面倒を見るために生まれてきたんじゃないよ。君の人生を送るために生まれてきたんだ!」と叫びたくなるほどでした。
やがて、合唱コンクールの日がやってきます。
男子生徒の兄も両親に連れられてコンサートホールへやってきました。
ところが、奇声があるために会場には入れません。
コンクールのあと、新垣結衣の計らいで女子中学生たちが兄を囲んで歌い始めます。
更にその歌声を聞いて、ホールにいた生徒全員の合唱が始まるのです。
もう私は涙が止まりませんでした。
この兄が私の息子と重なったからです。
こんな素晴らしい映画があったんだと感銘しました。
これは、育成会でも取り上げるべきじゃないかなぁ。。
そして、障がい者を兄弟に持つ子たちにも是非観て欲しいです。
静かな演技の新垣結衣も素晴らしかったです。
「コードブルー」や「逃げ恥」のような元気なドラマばかり観てたから。
自閉症という難しいテーマの映画に出てくれたことを感謝いたします。
配信期限までもう一度観ようと思っています。