居宅介護激増
昨日、相談支援事業所の相談員さんに聞きました。
昨今は居宅介護サービスが激増だそうです。
いわゆるホームヘルパーです。
私が思うに、それまで放課後児童デイを使っていた人たちが、子供が18歳になったのを機に居宅介護に切り替えているからではないでしょうか?
放課後児童デイは支給量が毎月マイナス8日です。
就労継続や生活介護と同等の支給量なので、お母さんは毎日働くことが出来ます。
ところが、満18歳になった途端に児童デイが使えなくなってしまいます。
かといって、急に仕事を辞めるわけにはいかない。
そこで、日中一時支援と併用する形で、居宅介護を使うようになったのではないでしょうか?
母親が帰って来るまでの夕方2時間だけ、家で子供の面倒を見てくれる人を頼んでいるのではないかと思われます。
ところが、昨日も言ったように、サービスを受けるには明確な理由付けが必要になってきます。
福祉予算の少ない市町村としてはできるだけ支給量を少なくしたいようです。
お粗末な計画書を書いてしまうと、「これだとサービスを受けさせる訳にはいかない!」と突き返されるそうですね。
厳しい現実が待ち受けています。
相談員は、とにかく状態が重く、多くの介助が必要なように苦心して計画書を書いているようです。
こうしてみると、サービス利用等計画書の重要性が窺えますね。
たかが紙切れ1枚ですが、その紙切れで障がい者自身の生活設計が決まってしまうことになるのです。