蒲公英日記

自閉症の青年のお話です。

まだまだ発展途上

昨夜は9時を過ぎてもなかなかアンパンマンの書写が終わらないので、息子の部屋に観に行きました。

なんと!
紙が無くなってボーッと座る息子がいました。
一体いつからそうしていたの?
ヘルパーさん達にはコミュニケーションを取るくせに、私には絶対「紙がないよ!」とは言いに来ない息子です。
んったくもう!
どれだけ嫌われてるんだか。。
息子の横に小さなタンスがあって、その上に予備の紙が何十枚も置いてあるのに、そこから紙を補充する頭が無いのです。
そういう経験が無いから。。
そういえば、金沢に行った時にヘルパーさんが動画を送ってくれました。
物産館に置いてある和太鼓を叩いている息子の動画ですが、ヘルパーさんがスマホを持ちながら一生懸命にけしかけても、息子はドン、ドンと2度ほど叩くだけでポカンとしています。
ヘルパーさんは、息子なら華麗に和太鼓を叩いてみせるだろうと思ったのでしょうね。
横にお手本を見せてくれる人がいれば叩くかも知れないけれど、どう叩けば良いかわからないと叩けないよね。
このように色んな体験をしてきた息子も、経験してないことに関しては相変わらず不器用なのです。
それなのに、私や周りの支援者は、「さおり織りの得意な息子だから、トランプを人数分だけ配る息子だから、これくらいのことは分かるだろう。」と勝手に決めつけてしまっているのです。
これが危険なんです。
経験していないことはやっぱり出来ないのだということを常に頭に入れて、支援しなくてはいけないのです。
かといって、支援し過ぎてもダメです。
その兼ね合いが難しい。
だけど、その難しさを克服した時にまた新しい一歩が踏み出せるのです。
経験の積み重ねが大切なのです。