蒲公英日記

自閉症の青年のお話です。

軽く見られて心外だ。

知的障がい者は二本足で歩けるため、軽く見られてムカつくことがあります。
「ご飯自分で食べられるがやろ?」
確かに食べられるが、目の前に並んでいるから食べているだけで、それ以上のことは出来ない。
お風呂も浸かっているだけで洗えない。
先ず、身体を洗う意味を理解していない。
歯もそうだし、爪も切らないし、髭も剃れないし。。
ないないづくしだ。
一番問題なのは自分で遊べないこと。
毎日課題を与えてやらないと、何をどう過ごしたら良いのか分からない。
そうした苦労を知らずして、「何でもするがやろ?」みたいに見られるのは心外だ。
二十年余の歳月を費やして、息子がどう成長し、どう生活力を獲得してきたか、それを知った上で発言して欲しいと思います。