蒲公英日記

自閉症の青年のお話です。

珍事

昨日、今日と、全国的な猛暑で富山でも37℃を超えていたようです。

そんな中、息子はヘルパーさんとお出かけしました。

今日からまた新しいヘルパーさんで、前月まですっかりお美しい壇蜜ヘルパーに魅了されたせいか、普通の人でも「ん?オバサンかよ。」と思ってしまういけない母の私でした。

 

さて、珍事は起こります。

お父さんが夕方、疲れているのに更に駅から20分以上歩いて帰るのはしんどいだろうと迎えに行きました。

ところが、「電車から誰も降りてこない!」と電話を掛けてきたのです。

乗り損ねたか?

慌てて事業所の奥さんに電話します。

他の利用者に付いていた奥さんですが、息子のヘルパーに連絡を取ってくれました。

なんと、駅に着いたもののドアが開かずに乗り過ごしたというのです。

うーん、ローカル線ならではのアクシデントです。

運転手だけが乗っているワンマンカーでは、小さな駅は一番前のドアしか開かないのです。

それをヘルパーさんが事業所から聞かされていなかったためのアクシデントでした。

まあ、普通は富山駅を出発する際に車内放送を聞いていれば分かることなのですが、聞き逃したんでしょうね。

結局のところ、2駅乗り過ごし、お父さんが車で迎えに行ってくれました。

ヘルパーさん、慌てて電車の中で事業所の奥さんに電話したりしたので、運転手さんからこっぴどく怒られたそうですよ。

何ともお気の毒です。

 

でも、それ以外の対応はとても素晴らしかったです。

息子の背中を見るとTシャツの中に汗取り用のタオルが入れてありました。

暑いだろうと富山市役所や市立図書館などで涼を取ってくれたそうです。

飲み物もペットボトルを2本買ってくれました。

スマホを息子に見せて、富山城でイベントがあるから行くかと聞いてくれ、馬に餌をやる体験をしてきたそうです。

なかなか楽しそうですね。

聞けば、去年から移動支援のヘルパーをしているのだそうです。

最後に、「ヘルパーの誰に聞いても息子君は楽だ、楽だと言ってたのに、ヘルパーの私が逆に迷惑を掛けてしまいました。」と謝っていました。

ヘルパーさんの間でも息子の評価は良い感じなんですね。

有り難かったです。