ステッチ

頑張っています。

くたびれる?!

移動支援を使って、プールやお風呂しか行かない人がいたので、「春になったらミラージュランドやファミリーパークに一緒に行かないか。」と誘ってみました。

そしたら、「ヘルパーさんはいつもくたびれて帰ってくる。今のままで十分だ。」という返事が返ってきて驚きました。

くたびれる?!

なるほど。

これが、富山県人らしい考え方だ。

ついついヘルパーの顔色を伺ってしまう。

まずは、帰ってきた子供の顔を見るのが普通だ。

ヘルパーは多少疲れてはいるだろうけれど、そんなことを言っていては移動支援のサービスは成り立たなくなってしまう。

私ならまず息子の様子を見る。

ケラケラと笑っていれば、道中楽しかったことがわかる。

反面、素っ気ない顔をすれば、今回の目的地はさほど楽しいものでもなかったかと反省する。

もちろん、ヘルパーさんには感謝するが、「私も初めて行った場所だったので楽しかったです。」と言われるのが大半である。

富山のお母さんたちは、少し支援員たちにビビり過ぎているのではないだろうか?

作業所の支援員、デイサービスの支援員、移動支援などの支援員。

いつもペコペコしているのではありませんか?

まず、障がい者本人を見るべきです。

本人が楽しみにしているのであれば、それに向かって突き進むのが親御さんの役目。

いちいち支援員の目を気にしているのであれば、障がい者の社会参加、社会自立は到底望めないのです。

 

そもそも、外出もさせず、家にばかり居させて笑顔になるわけがないではないか?

私たち健常者も外出は楽しみなものであると同じで、障がい者だって外に出たいに決まっています。

いろんなところに連れていくからこそ本人の笑顔も増えて、楽しいこともたくさん増えて、精神的にも落ち着いていくのではないでしょうか?

ストレスが溜まってしまえばパニックになるのは当然ですね。

一昨日、作業所のバスが1時間以上遅れたにも関わらず、息子が冷静に待つことが出来たのも、様々な経験によって非常事態に対処できる精神を持てるようになったからだと思います。