時代だね〜
ここ数年、放課後児童デイサービスがものすごい勢いで増えています。
つい最近まではA型事業所が儲かるといって富山でも爆発的に増えたのですが、国が工賃の補填を停止させたので、次は放課後児童デイへと流れているようです。
色んな加算を付ければ、定員10人の小規模事業所で月200万円の報酬になるそうです。
職員は10人未満なら2人となっているので、人件費もさほど掛かりません。
がっつり儲かる福祉サービスだということで、2、3年で新規参入が一気に増えました。
富山型デイサービスが富山に定着したのも障がい児を預かってくれるからだったのですが、今では富山型デイに頼らずともどこでも預かってもらえるようになったのですね。
その昔、地元に児童デイがなくて、はるばる小杉や砺波まで預けていた私にとっては何とも羨ましい限りです。
放課後児童デイが乱立するようになったため、事業所としても色々な特色を持ったものが出てきているようです。
勉強を見たり、スポーツをさせたり、中にはパソコン教室を開いているところもあるようです。
うわーっ!
もっと羨ましい!!
息子が学齢期だったら、私は絶対通わせていたことでしょう。
時代ですねえ。
確かに富山型デイなどでは、うちの息子のようにお手伝いをする子もいる反面、何もしないでビデオを繰り返し見たり、カラオケをしていたりする子が多いようです。
お年寄りや地域の子たちと触れ合えって心豊かに成長するという利点があるにはありますが、それもほんの一部のお子さんだけだったりします。
何か習い事ができれば、一石二鳥ですよね。
お母さんたちにとってはとても魅力です。
しかし、あまり加熱して共倒れにならないようにしてほしいものです。
儲けばかり優先させて、成長期に大切なコミュニケーションの形成や、社会参加を疎かにしないでいただきたい。
それだけを案じています。