蒲公英日記

自閉症の青年のお話です。

鼻歌

毎晩寝る前に息子の歯を磨きます。

ショートステイの時は支援員さんは歯を磨いてくれるだろうか?

誰かが一緒に磨いてくれたら、それを見て磨けるかもしれない。

 

それはさておき、その歯磨きの時息子は背もたれを倒した椅子に座り、ひじ掛けを手の爪でコツコツと叩きながら、「ふふん、ふん、ふふん、ふん・・。」などと何やら鼻歌のようなものを呟いています。

歌でしょうか?

私が、「歌歌っとるがけ?何の歌?お母さんに教えてよ。」と言うと、息子は照れて黙ってしまいます。

この「照れる」という行為も重度の知的障がいで自閉症の人には珍しいことなので、これもコミュニケーション能力の向上の一つなのかななんて思ってしまいます。

人のツッコミに照れるなんて、なんだか普通の人っぽくて良いですよね。

鼻歌も心にゆとりがある証拠です。

若者らしくて素敵だな。