さすがは自閉症
今日は移動支援に行ってます。
前にも書いたとおり、新しい女のヘルパーさんです。
子供が中学生になって手が離れたって感じの奥さんヘルパーさんでした。
今日はさおり織り体験に行ってます。
夕べ、私が息子のリュックに予備の着替えなどを入れていると、息子が療育手帳を持ってきてくれました。
わっ！！
大事な療育手帳をうっかり忘れるところでした。
さすがです。
月曜日に作業所で筋トレがあるらしいのですが、そのスポーツバッグはもう既に用意していたものの、連絡帳はまだ入れていませんでした。
昨日ふと見たら、スポーツバッグに連絡帳が入っていました。
これまた驚きです。
年々、加齢とともにボケていく私をしっかりと支えてくれている息子です。
鼻歌
毎晩寝る前に息子の歯を磨きます。
ショートステイの時は支援員さんは歯を磨いてくれるだろうか？
誰かが一緒に磨いてくれたら、それを見て磨けるかもしれない。
それはさておき、その歯磨きの時息子は背もたれを倒した椅子に座り、ひじ掛けを手の爪でコツコツと叩きながら、「ふふん、ふん、ふふん、ふん・・。」などと何やら鼻歌のようなものを呟いています。
歌でしょうか？
私が、「歌歌っとるがけ？何の歌？お母さんに教えてよ。」と言うと、息子は照れて黙ってしまいます。
この「照れる」という行為も重度の知的障がいで自閉症の人には珍しいことなので、これもコミュニケーション能力の向上の一つなのかななんて思ってしまいます。
人のツッコミに照れるなんて、なんだか普通の人っぽくて良いですよね。
鼻歌も心にゆとりがある証拠です。
若者らしくて素敵だな。
ビアホールデビュー
来週は水曜日に遠足があります。
小松のイオンに行くらしいです。
富山のイオンではダメなのかしら？
そのあと、週末にビアホールに連れてってくれるそうです。
希望者だけなのですが、２事業所合わせても１３人程度でした。
ほとんど職員さんの慰労会みたいになってます。
３時間も掛かるので、お酒を飲まない息子は辛いだろうと、途中で迎えに行くことにしました。
送ってくれるらしいのですが、そうなると夜の１０時くらいになってしまうらしいです。
ま、何事も社会勉強ということで、いってらっしゃい。
自閉症だからか？
先日、キレる若者について話したばかりですが、昨日も少し驚かされることがありました。
昨夜は富山型デイサービスの総会が開かれました。
うちの息子の他にもう１人、この春社会人になったばかりの子が来ていたのですが、その子が２階に上がっていったと思ったら、大声で叫び始めて驚きました。
もともと自閉症で、頭に浮かんだことをずっと話している子ではありましたが、あんなに何かにキレてるように何十分も叫び続けている子だとは思いもしませんでした。
喉が渇れたりしないのでしょうか？
お母さんや周りの職員さんが慌てないところを見ると、どうやら毎度のことのようです。
やはり、卒業を境に問題行動が大きくなってしまうものなのでしょうか？
食い止める術はないんでしょうかね？
学生時代は何人もの先生方に囲まれて統制のとれた生活が出来ていたのに、卒業を期に軸が外れたようになってしまうのは何とも勿体ないような気がします。
上手く社会と連携出来るような手立てはないのでしょうか？
