皆それぞれ
エアロビクスの新入りのお母さんに聞きました。
本人はお喋りも上手だし、とても自立しているように思えます。
でも、作業が好きではなく、時々サボってそれを職員さんに注意されると暴言を吐いてしまうのだそうです。
療育手帳Bであればお母さんも手が離れてさぞかし楽だろうと思いがちですが、むしろコミュニケーションに問題があり、ピリピリすることもあるのですね。
エアロビクスの時もどうしてお母さんがピッタリ本人とくっ付いているのかと見てましたが、そんな裏事情があったようです。
重い人はそれなりに、軽度の人も決して軽度ではないということが言えます。
悩みを共に共有してあげることが大切なのではないでしょうか?
移動支援の使い方
さて、移動支援の行き先に悩む私ですが、全部交通機関を使わなくても良いと考えると行動範囲は広がります。
例えば天湖森。
割山森林公園天湖森 富山のキャンプ、コテージ、バーベキュー、管理釣り場
お父さんにここまで送迎して欲しいと頼むと快く引き受けてくれました。
天湖森でヘルパーさんと合流しても良いし、ヘルパーさんに家に来てもらって、ヘルパーさんを乗せて天湖森まで送迎しても構いません。
そうして、ヘルパーさんとパークゴルフを楽しんだり、アスレチックをしたり、周辺を散策すれば良いのです。
早速5月に事業所にお願いしてみましょう。
何も必ず家から出発しなくて良いのです。
現地で落ち合って、そこからヘルパーさんに託せば、お母さんは難儀しなくて済みますよね。
本人にしても、帰りはお母さんが、或いはお父さんが迎えに来てくれると思えば自然と見通しがついて楽しくなります。
こんな使い道もあるということを知っていると富山の移動支援の活動範囲も大いに広がりますね。
24歳になりました。
息子は今日、24歳になりました。
喜ぶべきか、悲しむべきか。
本人は相変わらず、アンパンマンパソコンで算数をやっていて、大人の自覚ゼロでございます。
それでも、周りが大人扱いしてやらなくてはいけませんね。
本人の自覚というよりは、私も、周りの大人も、24歳として接してあげることが本人の自覚を促すのではないかと思います。
もうすっかり大人ですね。
自立に向けてまっしぐらです。
30時間をどうする?
さて、お陰様で毎月の延長申請がなくなった移動支援ですが、月に30時間となると一体どこに行ってもらいましょうか?
30時間のうち6時間は健康パークなので、正確には24時間となります。
ということは、1日8時間の利用ですから、約3日ということになります。
せっかくだから、月に一度はプールでリフレッシュとしたいところですが、そうなると着替えが付いて回りますから、どうしても男のヘルパーさんということになってしまいます。
ただでさえ、男のヘルパーさんはなかなかいませんから、女のヘルパーさんでも十分対応できるうちの息子に男のヘルパーさんが付いてもらうと少し勿体ないような気がします。
そうなると、誰かと一緒にグループ支援でプールに行くという方法を取らなくてはならなくなります。
ま、うちはそれでも全然構いませんけどね。
プール以外でどこに行くかとなると、これまた難しい問題です。
重度の知的障がい者ですから、映画や図書館へというわけにはいきません。
やはり前回のますの寿司作りのような体験型のお出かけが良いような気がしますが、富山はなかなか面白い体験のできる場所がないのが現実です。
どこか女のヘルパーさんでもオッケーで、なおかつ体験のできるワークショップみたいなところはないでしょうか?
誰か教えてくださいな。